人の印象
人の印象は3秒で決まる。といわれています。
また、人からの信頼を得るには時間がかかるが、信頼を失うのは一瞬といわれています。
どちらも実感として抱いている方は多いのではないでしょうか。
第一印象は悪かったが、話してみればよい人であった。
相手のことを知れば知るほど、良い人だった。と思うことは多くあれど、第一印象でその後の展開に行かないということの方が多いでしょう。
人にどう見られているか、これは社会を生き抜くうえでも大切ですが、恋愛においても重要な要素となります。
印象はどこから来るのか
あなたに対して持つ人からの印象は何から生じるのでしょう。
それはあなたが歩んできた歴史、生活です。その歴史や生活があなたの顔に表れるとよく言われます。
顔に出るのがすべてではありません。仕草や行動にも表れますし、言葉の表現の仕方にも表れます。
その表れているものによって、あなたに対して持つ人からの印象が決まっています。
- 真面目そうな人
- 落ち着いている人
- ポジティブな人
- ネガティブな人
- 怖そうな人
- 世間知らずな人
- 不潔な人
- さわやかな人
- 社交的な人
- 神経質な人
など、人が持つ印象は様々です。
印象を覆すには時間がかかる
人の信頼を失うのは一瞬だが、信頼を勝ち取るには時間がかかるというのと同じで、あなたが人に抱かれる印象を覆すには時間がかかります。
今まで遊び人という印象しか持たれなかったあなたが、いくら真面目に生きたとしても、あなたに対してまじめだ・誠実だという印象を抱いてくれる人は果たしてどれだけいるでしょう。
一度持たれた印象を覆せない、と言っているわけではありません。
何十年、という長期スパンでなければあなたの身に纏う印象オーラは簡単には変わらないということです。
芸能人として活動していた人が、政治家に転身するというのはよく聞きますが、政治家って思えますか?職業としては政治家ではありますが、心の底からそう思いますか?あの人元芸能人なのよ、こんな番組でこんな発言をしていたわよ、ということの方が政治活動そのものよりもよく言われると思います。
それは芸能人であるという印象の方が強いからです。
これを変えていくには時間がかかります。芸能人が政治家になった例でいけば15年くらい政治活動をしなければ元芸能人という印象は薄くならないでしょう。
薄くなったからと言って、元芸能人といわれなくなるわけでありませんが。
印象を変えるには時間がかかります。
ただ、若い時に印象が大切であると気づき、早めに手を打つことができれば印象を変えるのは難しくないでしょう。
・あなたに対する印象が定着していないこと
・新たな印象に対する年月が長くなること
から、仮に若い時にヤンチャをしていた人が大人になって真面目に仕事をしていると、落ち着いた人という印象を持たれることになるのです。
となると、あなたに対する人が持つ印象を早く把握し、あなたがなりたい理想像を照らし合わせ、違うのであれば早急に手を打つことが大切でしょう。
印象を変えて恋愛もうまく
あなたに対して相手が抱く印象は変えることができます。
現状の把握と修正です。
仕事で失敗をした場合、何が悪かったのかというのはわかりやすく反省しやすいものですが、人が持つ印象というのは自分自身ではわかりづらいものです。
第三者にあなたに対する印象を聞いてみるのが一番良いですが、ちょっと恥ずかしいという場合は、自分の人生について振り返ってみてください。
・嫌いなことから逃げてきた
・目標を掲げたことがない
・自分から告白したことがない
・職を転々としてきた
消極的なものをあげさせていただきましたが、そのすべてが「悪」というわけではありません。
逃げることも時には必要ですし、これまで自分から告白したことがないというのもそんな人いるでしょうし問題はありません。
ただ、一般社会で生きていく上においては多くの人が経験してきたことを避けていると皆と違うことになります。
それが顔や仕草、言葉として表現されていると、多くの人が違和感を持ってしまいます。
となるとやはり印象は良くないでしょう。
すべてを合わせる必要はありませんが、一定程度あらゆることができるようになり、そのうえで独自の道を歩んでいれば、それもまた顔や仕草、言葉として表現されますから、人は違和感なくあなたを受け入れてくれます。
そうなれば、あなたに対する人が持つ印象は良くなり、希望がかないやすくなります。
希望が叶うということは、理想とする恋愛もできるようになります。
あなたに近寄ってくる人が変わってくるきますから、生活も変わってくることになります。
一度、第三者にあなたに対する印象を聞いてみてはいかがでしょうか。
はずかしいのであれば、人生を振り返り、あなたの周りではなく一般的にやっているであろう出来事や困難と比べてみてあなたはどうなのかを考えてみましょう。
テクニックとしての印象も大切ですが、あなたの中から・あなた自身から発せられる印象というのも大切です。